チョットだけよ~! 最新「フルロード」コロナに負けるな! 第1報
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コラム
さあさ、始まりますよ、フルロードブログ」名物のティザーキャンペーン「チョットだけよ~!」が……。最新の「フルロード」第37号は、既報の通りいつもより5日遅い6月15日の発売。これは5月28日から3日間、開催を予定していた「ジャパントラックショー2020」(JTS2020)を速報で大特集しようと企画していたためで、凸版印刷にそのための印刷・製本のスケジュールを組んでもらっていました。残念ながらJTS2020は中止になってしまいましたが、中止決定の段階で印刷・製本のスケジュールの変更はできず(取次への搬入日の変更もできず)、やむなくいつもより5日遅れの6月15日の発売と相成りました。新型コロナウイルスの感染拡大により、編集スケジュールも遅れ気味だったので、ま、結果オーライといえば結果オーライなんですけど……。そんなわけで、いつもなら6月10日発売のところ、5日間お待たせしちゃったわけですが、「5日間余分に待った甲斐がある!」と言っていただけるような濃~い内容になっていると思いますので、どうぞヨロシク! 「チョットだけよ~!」でその片鱗をチョットだけお確かめください。
ライフラインを支える誇りを胸に! コロナ禍の真っただ中で聞いたトラックドライバーの生の声
緊急事態宣言が解除されたものの、その後も東京もはじめ各地で感染が確認されていることから警戒を緩めるわけにはいかず、その影響は、私たちの暮らしや社会、経済活動に重くのしかかっています。医療従事者をはじめ、今も最前線の現場で新型コロナと闘っている人たちには本当に頭が下がる思いですが、ライフラインを支えるトラック運送事業者の仕事も重責を担っています。外出自粛により自宅で 過ごす人が多くなったため、食料や生活必需品などの輸送が滞らないよう運送事業者は気を配ってきましたが、ひとたび「トイレットペーパーが不足する!」といった真偽不明の情報が流れれば、たちまち店頭から商品が消え去り、そのしわ寄せを食らうのも運送事業者です。ネットショッピングの急増で宅配トラックがパンク寸前となったし、ゴミ収集車に代表される、いわゆる静脈物流もフル稼働の状況でした。ただ、目一杯の状態で仕事をこなしている業種があるいっぽうで、物流業界全体は仕事量が減って非常に厳しい状況に置かれていることもまた事実です。日本の経済活動が停滞し、国際的な物流も同様だからです。今号では、そんなリアルな運送事業の状況を、現場の最前線にいるトラックドライバーの証言をもとに振り返っています。まずは、緊急事態宣言下の4月半ばにまさに緊急に投稿を呼び掛けた「トラックドライバー通信」特別編では、新型コロナ禍の真っただ中で、さまざまな困難や差別にめげず、ライフラインを守るトラックドライバーの証言が集まりました。また、なでしこトラッカーのPUNKさんの「前略 道の彼方より」では、日本以上に新型コロナが猛威を振るうアメリカでのトラッカーの状況を生々しくレポート。さらに「長野潤一の届け! 現場の声」では、コロナをめぐる運送業界の動きをトラックドライバーの視点で時系列で振り返り、逐一検証しています。どのレポートにも共通しているのは、どんな困難や差別にあっても、ライフラインを守るというトラックドライバーの誇りを胸に抱いていること。今も状況は刻々と変化してきていますが、新型コロナ禍の真っただ中で聞いたトラックドライバーの生の声は極めて貴重だと思います。
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