チョットだけよ~! 最新「フルロード」 春の新車まつりだ! 第15報
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コラム
軽量ダウンサイジングを搭載したUDトラックス「クオン」8ℓ車を試す!
「春の新車まつり」の掉尾を飾るのは、UDトラックスが1月29日に発表したばかりの大型トラック「クオン」(Quon)の8ℓエンジン搭載車です。JARIのテストコースで試乗する機会を得たクオン8ℓ車ですが、同じ6気筒でもコンパクトな同エンジンは主力の11ℓ機よりも300㎏以上軽く、シャシー重量の軽減によって積載量を大幅アップ。さらにダンプやカーゴ系には、架装メーカーとの協業によるボディの軽量化と併せて500㎏超の積載量増加をもたらす高積載仕様車も設定して積載性のメリットを強調しています。一般に大型車に於ける小排気量エンジンのニーズは、近・中距離用途で積載量を重視するGVW20t級のダンプやミキサー/ローリ車型が中心となりますが、クラストップの出力性能を備えた同機は、12段AMT「ESCOT‐VI」との組み合わせで優れた発進性~走行性能を発揮。20t級の特装系はもちろんGVW25t級のカーゴ系でも実用性の高さが感じられます。ここにきて国内でも大型車搭載エンジンのダウンサイジングが進んでいますが、8ℓ級エンジンが実際の市場でどのような評価を得られるのか、速攻試乗で検証します。
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