「フルロード」第28号、校了いたしました!
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コラム
事務所の移転と年またぎの編集作業で今回もバタバタでしたが、ハイ、「フルロード」第28号、なんとか校了いたしました! よかったよかった! パチパチパチ!
え~と、いきなりですが「バタフライエフェクト」ってご存知ですか? はじめは蝶の羽ばたきのようなわずかな変化がやがて積もり積もって大きな変化に転じるという現象のことで、映画のタイトルにもなりましたね。「風が吹けば桶屋が儲かる」とか「わらしべ長者」とかも、ニュアンス的には同じ類いじゃないかな? やっぱり違うか。
雑誌の編集にもこの「バタフライエフェクト」というものがあって、その芽は時間の経過とともに思わぬ影響を及ぼすので、早め早めに対処することが肝要です。つまり将来トラブルに繋がりそうな「バタフライエフェクト」の芽は早めに潰さなければならないし、あるいは、いずれ花が咲き大きな実を結ぶような芽は早いうちから育てなければなりません。
その蝶の羽ばたきのような小さな事象や出来事に着目し、どう変化するかを予測し、要所要所で対処するのがまさにベテラン編集者というもの。ちゃらんぽらんのようでいて、ちゃんうまく仕事が回っているのも、実はベテランの目配りが利いているからなんですね、エッヘン!
ところが今回は、思わぬような小さな出来事が最後の最後で大きなトラブルを招来し、いやはや焦りました。具体的に書くと「なにがベテラン編集者じゃ!」と集中攻撃されちゃいそうなので控えさせていただきますが、それこそ「風が吹くと桶屋が儲かる」を地でいくような話で、思いがけないようなちっぽけなことが巡り巡って「バタフライエフェクト」になっちゃいました。蝶の羽ばたき、恐るべし!
でも、事なきを得て「フルロード」第28号、無事校了! それに寒い寒い冬ともやっとおさらばして、明日から弥生三月! 伊豆の河津桜も見頃だし、一面の菜の花にチョウチョの代わりにキャップも浮かれて飛び回っちゃいそう!
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