マラソン2日目のロングステージを10位で快走
2号車:菅原照仁/高橋貢組
マラソンステージの2日目はボリビアのウユニ~トゥピザ。トラック部門は240㎞+140㎞の競技区間(SS)が行なわれ、日野チームスガワラの日野レンジャー2号車(菅原照仁/高橋貢組)は総合10位の好成績でゴール。トゥピザのビバークは雨の影響で一部が泥沼化し、主催者は15日アルゼンチンのサルタへ向かうSSのキャンセルを発表した。
後半戦の最初はマラソンステージ。ウユニはアシスタンスが不在のマラソンビバークとされ、競技者は自分たちの手で点検整備を行なって14日トゥピザへの競技に臨んだ。この日はウユニのビバークから移動区間(リエゾン)で東に33㎞移動した標高3800mの山中からSSがスタート。トラック部門は240㎞地点で前半部分が終了し、92㎞のニュートラルゾーンを経て140㎞の後半部分が行なわれた。路面は前日に似たグラベルのピストや草の茂った丘陵のオフロードが中心。降雨の影響で水たまりや泥沼化した箇所も多く走行に気を遣う。日野レンジャー2号車は引き続き慎重にこのSSを走り、総合10位でゴール。この日までの累積順位の総合7位と、排気量10リットル未満クラス1位をキープした。
ゴール後は53㎞のリエゾンでトゥピザに到着したが、ビバーク地は昨晩までの降雨により一部が泥沼化。各チームのアシスタンス部隊はウユニをパスして一足先にトゥピザに到着していたが、主催者は夜半にビバーク地から出るよう指示。15日、アルゼンチンのサルタへ向かう競技を全てキャンセルすると発表した。
このため日野チームは他のチームと同様にビバークに面した舗装路上に作業場所を確保。2号車が到着次第点検整備やアルゼンチンへの出国手続きを行ない、その後アシスタンスルートでサルタに向かって移動する予定だ。
トゥピザのビバークに張り出されたキャンセルのお知らせ
トゥピザのビバークから出て周辺道路でアシスタンスの準備をする日野チーム
トゥピザのビバーク周辺道路で2号車の到着を待つメカニックたち
アシスタンストラックのバイラーさんとサルタ行きの出発時間を打ち合わせる岡部陽一
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