チョットだけよ~! 最新「フルロード」第27号 行くトラ 来るトラ 一年の締め括りだい! 第2報
/
コラム
交通トラブルと落下物事故 いかに対処すべきかを問う「長野潤一の届け! 現場の声」
今年10月18日、岡山県内の中国自動車道で軽自動車が路上に落下していた大型トラックのスペアタイヤに乗り上げて故障し、乗員2名が路肩へ避難していたところ、後続の大型トレーラが落下していたタイヤへ乗り上げて横転し、当該避難していた乗員2名が巻き込まれて死亡するという悲惨な事故が起きました。読者の方からもご指摘がありましたが、その約1カ月前の9月11日に発売された「フルロード」第26号では、ハマダユキオさんがシリーズ「タイヤレスキューの現場報告」の中でスペアタイヤの落下事故の怖さを訴え、注意を喚起したばかりでした。その声が届かなかったことは返す返すも残念でなりません。
とはいえ本誌では、これからもトラックが関係する重大事故を少しでも減らすために、繰り返し繰り返し地道に注意を促し、具体的な対処法を提起していこうと思っています。
「フルロード」第27号の「長野潤一の届け! 現場の声」も、まさにそんな記事の1つです。前出のスペアタイヤの落下事故とともに、世間の耳目を集めた交通トラブルの末の悲惨な事故も取り上げています。夜間に東名高速の追越車線に停まっていた2台の乗用車に、大型トラックが追突し夫婦2人が亡くなった事故(事件)です。場所は、神奈川県大井町の下り線。今年6月に発生した事故ですが、10月になって乗用車の進路妨害が原因だったことが表面化したもので、これも皆さんの記憶に新しいと思います。
これらの事故やトラブルの危険の芽は早く摘み取っておくべきではなかったのか? ドライバーや運送事業者はどう対処すればよいのか……。現場からの提言は説得力に富んでいます。
コメント
コメントの使い方