三菱ふそう新中型路線バス「エアロミディ」試乗記 その5
可変容量ターボを擁する同エンジンは、1400~2200rpmと低回転かつ広域で最大トルクを発揮し、早めのシフトアップで低回転を保っても、アクセル操作に対する適度な応答性を示します。ちなみに試乗車のGVWは11175kgで、動力性能はトラックで言えば中型増トン車(6.5t積み級)に深い(ローギアードなギア比の)デフを組み合わせたイメージでしょうか。小排気量高過給化が進む中、今や6M60型はこのクラスには過剰と言われるかも知れませんが、頻繁に発進停止を繰り返す路線バスに於いて、この運転しやすさは大事なキャラクターに思えます。(つづく)
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