三菱ふそう新中型路線バス「エアロミディ」試乗記 その4
ギアボックスは6段マニュアルで、シフト操作部はフィンガーコントロールと呼ばれる電気とエアによるリモコン式。機械的につながってはいませんが、ギアシフトユニットのストロークに応じて操作力(反力)を微妙に変え、ギアがエンゲージしたことを手元の感覚に伝える優れものです。
エンジンは6M60系の中でも低馬力のT3型220PSですが、7545㏄の6気筒ターボインタークーラーだけに最大トルクは76kgmと余裕があるのが特徴。さらに定員57人に対して試乗時は5~10人しか乗っていませんでしたので、計算上は定員乗車時より3t近く軽く、路線バスらしく走らせるには駆動力が余ってしまうほどでした。(つづく)
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