ハニーにおまかせ! №8

ハニーにおまかせ! №8

【疑問は名探偵におまかせ!】

いつも大変お世話になっております、田舎のカーボーイ、またはフロリン・ドライバー、ジョニーの嫁のハニーです。(笑)
主人の職業柄、北へ向かう仕事が来れば、長そでシャツ、天候や場所によればコートを羽織らなければいけない季節になりました。でもホームタウンに戻れば、もう10月も終わりというのに、天気の良い日はTシャツで過ごせる、なんとも贅沢なことです。
この辺の夏はちょっと暑過ぎるので、今が一番過ごしやすい季節かもしれません。

今日はハニーがトラックストップで見つけた『ナニコレ?』(ファッションショーのパリコレではありません、念の為!笑)をご紹介します。
とは言っても、何なのかはすぐにウチのジョニーから教えてもらえました。

「なあなあダリちゃん、あのトラック、アメフトのヘルメットみたいなガードが付いてんねんけど、ナニコレ?」
「あぁ、あれはディアバンパーや。野生のシカがよう道に飛び出してきよるやろ? 俺がトラックの免許取る時の講習で、鹿が道に居ってもブレーキ踏んだらアカン。可愛そうやけどこっちが危険やから、思い切って真っ直ぐ突っ込んで行け!って教えられたわ。そんな時、トラックのダメージを減らすバンパーガードや」。

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ふーん、そうなんや。でも私、日本でこんなん付けたトラックは見たことないで。
そうや、こんな時は『ナニコレ名探偵』に聞くのが一番や!
『ナニコレ名探偵』さん、日本にも猪や鹿、野生の動物はたくさんいるでしょ?
こんなバンパーガードって日本の働くトラックも付けているの?
是非、ハニーの疑問を解決して下さいね~!

ジョニーさん&ハニーさんのブログ【ダリ・ハニのフリーウェイ・ブルース】
http://johnnyueki.blogspot.com/

 

キャップです ハイ、ハニーさん、あんまり詳しくはありませんが、お答えします。確かに日本でも道路際で野生動物を見かけることはよくあります。キャップも先日、八王子バイパスを走っている時にイタチみたいな動物(逃げ出したペットのフェレットかも?)が道路を横切るのを見かけましたし、日光のいろは坂では猿を轢いちゃった車も見ました。富士の裾野では、タヌキのような轢死体も3件続けて見たこともあるし、今だと地方の道路では、落ち穂を食べにくるネズミなどの小動物を狙ってキツネなどの肉食の動物が夜間徘徊する姿をよく見かけるはず。熊や猪、鹿などもう少し大型の動物も出没しているので、車との接触事故もそれなりに多いと思うのですが、日本では動物除けのバンパーはほとんど見かけることはないですね。ひと頃、SUVにカンガルーバンパー(カンガルーバー)を装着するのが流行ったことがありましたが、何せ「街乗りSUV」という一種のファッションで何の意味もありませんでしたから、人体に対する加害性が指摘されてからはほとんど姿を消しました。高速で走っている時に大型動物と接触した場合、非常に危険ですから、アメリカではディアバンパーが普遍的に見られるのでしょうが、日本では軽い接触事故はあっても、重大事故の例はそう多くはないのではないでしょうか。ですから、ディアバンパーを装着しているトラックというのは、ほとんど見ないですね。ただ、大型の動物が多く棲息し、なおかつ車がスピードを出すことが多い北海道辺りでは、今後こういったバンパーが普及するかもしれませんね。でも、お互いに危険ですから、いきなり道路に飛び出さないよう、野生動物たちには是非交通ルールを守って欲しいですね、無理かな?

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