ヒロの海コン物語
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寄稿・連載
なぜ運コン運転手になったのか その27
でも「移動式クレーン」には「学科」の試験があり、有効期限が一年の「この人は技能試験には合格してますよ」みたいな証明書を持って試験場に行き、学科試験に合格しないと「移動式クレーン運転士」の資格は取れません。
しかし、この学科試験ってヤツがチョットやっかいで、千葉県市原市のJR五井駅の方まで行かなくてはならず、試験も毎日とかやってるワケではなくて、一ヶ月おきに一回とか、そんな間隔でやっているのもんですから、スケジュールを合わす事が出来ず「何とかしなきゃ」なんて思っているうちに一年が過ぎてしまい、結局パーになっちゃいました。
何かもったいない事をしちゃったんですけどねぇ……、仕方がないです。
まぁそんなこんなで、晴れて「大型一種」と「けん引」の免許を取得したので、「俺、免許は持ってます」みたいな感じで、再び公共職業安定所で海コン運転手になるべく、就職活動を再開するワケなんですけど、「免許を持ってます」ってだけで採用してくれるほど甘い世界ではありませんでした。
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