タイヤ屋ハマダユキオの「車輪の下」 No.134
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寄稿・連載
親父の背中
この前、クローゼットを弄っている時に昔のアルバムとか出てきて・・・・
その中に親父の約15年くらい前の葬式の写真の纏めたやつが出てきたんですね。
正直、いらねぇなぁ・・・捨てようかなぁ・・・って見てたら、見たことのない賞状のようなものが出てきたんですね。
で、
英語で書かれていて、1984年の表記があり・・・「Mutuo Hamada」が親父の名前で「Sekiyu Niyaku K.K」が会社名。石油荷役・・・現ニヤクコーポレーションでございます。
そう・・親父はタンクローリー乗りでして、この日付からすると無事故無違反で15周年でハワイだか旅行に行った時にもらったんじゃないかと推測。
大まかに訳すると・・・
全国タンクトラック運送者協会は国際的協会である・・・会員はオーストラリア、イギリス、カナダ、南アフリカ、アメリカ、日本にある・・・・石油荷役は当協会の会員でホリエ社長は当協会の一人です・・・・15年に及ぶ安全運転を達成されたことを・・・心から祝辞を申し上げますと共に、あなたのご幸福をお祈り申し上げます・・・・あなたの15年の安全運転という記録はあなた自身およびあなたの会社に対する貢献です・・・あなたは本当の職人です・・・。
みたいなことを書かれています。
で・・・これは捨てれないっしょ・・・て~ことで、仏壇の横に次男の学校の工作で処分しようとしていたやつを再利用。水彩でペイントした木の箱を水研ぎしてシャビーな感じに。製作時間わずか15分程度。
15年かぁ・・・
親父が死んで15年、
私が入社15年、
今年2015年
製作時間15分・・・・・・・
んん~~これは単なる偶然なのか・・・何なのか・・・
あっしももう少し会社に貢献しなけりゃいかんなぁ・・・と考える秋の一日でございます。
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