タイヤ屋ハマダユキオの「車輪の下」 No.101

2013年8月7日 / 寄稿・連載コメントする

トラックアライメント測定　6ｔユニックのフロントの偏摩耗

いすゞ　FSR34
装着タイヤサイズ・・・245/80R17.5
測定時走行距離・・・4万7050Km

▲いすゞフォワード　ユニック平ボディ。フロント左の早期偏摩耗（段減り）+左流れ+ハンドルセンターズレによる測定依頼。今回依頼をして頂いたUK工業様は「トラックアライメント出張サービス」のHPよりお問い合わせ→依頼をして頂きました。ありがとうございます！

▲今の所フォワードでしか装着は確認できていないのですが、装着しているのは245/80R17.5。レアサイズでございます。さて・・・今後定番のサイズとなるのか？　それとも・・・超～レアサイズのままなのか・・・・？？？

▲装着パターンはM890。画像は右フロントの物。交換は約1年くらい前。

▲こちらが左フロントの様子。全体的に段減り傾向が強いですね。初年度登録が22年11月なので・・・単純に年間15000Kmくらいと見て・・新車装着のR173が大体3万Kmで交換。その後1万Kmくらいの走行でこのようなカンジでしょう～か？

▲リアの測定データ。ほぼまっすぐでOKですね。

▲フロントの調整前、調整後データ。キャンバー、キャスターは左右差も少なくOK。TOTAL　TOE・・・が。けっこう～大きな数値ですね。24.2を1.4ｍｍまで調整。同時にハンドルセンターも調整しました。

▲こちらはタイロッドエンドの画像。調整前なんですが、「先客」がいたようでして・・・丸印に注目。ここの部分、塗装されていなくてちょい錆びていますね。それにロックナットに締めこんだような傷もあります。おそらくどこかで調整したのでしょう～・・・・。

▲試しに塗装が隠れるまで調整してみたら・・・

▲TOTAL　TOEがマイナスの3.7ｍｍに。おそらく最初はこのTOEの数値だったのではないでしょうか？？　このままでも段減りやハンドルセンターズレ（個別のTOEの数値から判断して）ハンドリング不安定になっていたのではないでしょうか？