帰ってきた海コン運ちゃんの現場報告

ヒロの海コン物語　歴史篇　その６

こんな状況の中、ある一人の男が革命を起こします。1913年（大正２年）11月14日にアメリカノースカロライナ州マクストンで生まれ、2001年（平成13年）５月25日に亡くなった、尊敬の念を込めてあえてこう呼ばせていただきましょう！　元トラック運転手のマルコム・パーセル・マクリーン（Malcom Purcell McLean）氏です。
マクリーン氏は21歳の時にガソリンスタンドを運営してたそうなんですけど、「45キロほど離れた場所まで行けば、ガソリンを５ドル安く買える」ってな情報を得て、自ら仕入れに行くべくガソリンスタンドのオーナーから中庭に放置されていたトレーラを譲り受け、1934年（昭和９年）３月にマクリーン・トラッキング（McLean Trucking）を立ち上げます。トレーラ１台、運転手俺！　ってな状態から運送会社を始めたマクリーン氏ですが、やっぱ経営者としての優れた能力があったんでしょうねぇ。マクリーン・トラッキングは、買収なんかもやりつつ年々成長し続け、20年後の1954年（昭和29年）には、アメリカ最大級の運送会社の一つと言われるまでになっていました。

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