先輩たちの知恵!
皆さん、「ダイヤフラム」ってご存知でしょうか?
わかる人はわかるでしょうが、わからない人はチンプンカンプンですよね。
トレーラーのブレーキに付いているブレーキチャンバーって装置の中に入っている消耗部品なんですよ、「ダイヤフラム」って。
そして、この「ダイヤフラム」ってのが古くなってくると、破けてエアが漏れて走行不能状態になるんですね。
こないだも、何日か前からダイヤフラムが破けていて少しずつエアが漏れているのを確認していのですが、業務的に修理に行けず2日間だましだまし乗ってて……。
本日、業務終了後やっと修理できる時間が取れ、工場にもって行く段取りしてたのですが……。
到着30分前に交差点でブレーキを踏んだら「ブシャーーーッ」ってダイヤフラムが裂けた!
久々に、アワくいました!
アタフタアタフタしながらも、後ろは大渋滞!
落ち着いて考えたら、ヘッドとトレーラーを繋ぐエアラインを切れば動くことを5分後に気づきました。アハハ
前置きがかなり長くなりましたが、タイトルの「先輩たちの知恵」です。
修理工場で必ず裂けたダイヤフラムを貰います。
このダイヤフラムが大活躍するんですね!
セメントを荷降ろしする時、工場側のセメントサイロとトラックのデリバリーホースを繋いでセメントサイロに圧送して降ろすのですが……。
デリバリーホースとサイロ側の受けからセメントが吹き出すことがよくあります。
ホース側に付いてるゴム製のOリングが変形して受け側と密着が悪くなり、セメントが吹き出してしまいます。
夏場は無いのですが、冬場は気温が下がりOリングも変形したら元に戻らなくなり密着しなくなっちゃうんですね。
何年か前に先輩の荷降ろしを手伝っていた時のことです。
降ろし終わって私がホースを外そうとキャッチを外すと、何やら変なパッキンが落ちました!
どうしてそこに挟まってたのかは一目瞭然でしたが、先輩に聞いてみました。
私「これなんですか?」
先輩「オレのホースのキャッチは長年使ってガタがあるからセメント出るんだよ、だからこれを入れておくんだ。会社も何かと大変だから買ってくれとも言えないしよ。」
私「なるほど、んでこれって何なんですか?」
先輩「これはシャーシのブレーキのダイヤフラムだ、修理したとき捨てないで貰っとくのよ」
左側が穴が空いて貰ったダイヤフラム。
右側がハサミでチョキチョキして自主制作したパッキン(^^)
これを最初に発見した人はニコッとしたでしょうね~(^^)
しかもエコですよね!
★かんちゃんのブログ「津軽三味線! かんちゃんの笑う門には福来る」
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