エルフEV塵芥車とエルフミオEV資源回収車を使ったいすゞの取り組み
今回いすゞが出品した2台のEVトラックには「実証実験中」の文字がプリントされている。何かの実験を行なっているんだろうか? と思って聞いてみたところ、これから全国で行なっていく予定なのだという。
その中身は、全国各地の塵芥車および資源回収車ユーザーに車両を数日間(2〜3日の予定という)貸し出し、実際に業務で使ってもらうというもの。
EVは航続距離が短いという印象があり、ユーザーはEVに興味があるものの「電力が足りるのだろうか?」といった不安を抱えており、導入に踏み切れていないという。そこで実際に仕事でEVトラックを使ってもらって、これらの悩みや不安を解消。導入につなげようというのが今回の取り組みだ。
ちょっと大げさな「実証実験中」という表現は、EVトラックで運行していることを住民や街を行き交う人々にアピールする狙いからつけたものだという。
車両はエルフEV塵芥車とエルフミオEV資源回収車の2タイプで、数台を用意する予定。塵芥車の場合はプレス式のほか回転板式も設定し、極東開発工業、新明和工業、モリタエコノスの3メーカーを用意する予定という。
このほかいすゞブースではEVトラックの導入メリットを可視化した「EV導入シミュレーション」の体験、EVトラックの導入事例を紹介するパネル展示などが行なわれた。
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