ステージキャンセルによりリエゾンでチレシトへ移動
1月11日 ステージ9
サルタ(アルゼンチン)~チレシト(アルゼンチン)
リエゾン 674km 合計 674km
11日の行程はサルタ~チレシト。本来であればアルゼンチンのアンデス山麓を舞台に難易度の高い406㎞の競技区間(SS)が実施される予定だったが、10日に発生した土砂災害によるアシスタンスルート寸断に伴い、同区間のSSはキャンセル。競技者はチレシトへ674㎞のアシスタンスルートを使って移動した。
サルタのビバークに到着した日野レンジャー
10日、SS終了後にアシスタンスルートでサルタに向かっていた日野チームスガワラの日野レンジャーは、通行止め地点の北側から西方に回り込む約200㎞の迂回路を経由してサルタのビバークへ。2号車が到着したのが午後11時半近く、1号車は午前1時頃であった。迂回路の分岐点近くでビバークした車両も多く、サルタにはその時点でも車両は少なかった。翌日のキャンセルは伝わっていたが、日野チームは常に車両をベストな状態に保つべく、相次いで到着したアシスタンス車両/トラックが照明を灯して粛々と日野レンジャーの点検整備を行なった。
メカニックの徹夜作業を終え、サルタを7時半に出発した日野レンジャーは午後6時頃チレシトのビバークに到着。アシスタンス部隊も後から合流し、改めて最終チェックを受けた。12日は最後のロングSSとしてチレシト西方の山間地で449㎞の競技区間が予定されている。
菅原義正/明日は再び長いSSが行われるので気持ちをしっかり切り替えます。今大会の目標は累積順位の総合20位台に入ること。一年間の成果をお見せできるよう頑張ります。
高橋貢/アルゼンチンに再び入って暑くなりました。個人的には標高が高くても涼しい方が良いです。それにしてもマラソン行程はきっちり走らせてほしかったです。
菅原照仁/明日はしばしば使われてきたコースでナビゲーションが難しいのでは。主催者がどうやって難易度を高めているか楽しみにしています。
杉浦博之/ここにきて体調も万全。ナビの難易度は高いかもしれませんが、これまで通りベストを尽くします。
サルタに到着し、ビバーク場所を交渉する菅原照仁と杉浦博之
元気でサルタに到着した菅原義正
ビバークを設営するサポートスタッフとメカニック
サルタのビバークで整備の準備を進める日野チームスガワラ
競技再開に気合を見せる高橋貢
明日のSSについて予想する菅原照仁
終盤戦に意欲を見せる菅原義正
チレシトのビバークに到着した日野レンジャーとアシスタンスカー
ルートマップ
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