ダカールラリー2016 日野チームスガワラの戦い №9
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レポート
2号車がトラック部門総合18位で前半戦を終了 1号車はスタックするもゴールに向けて走行中
前半戦の最終ステージとなる9日はボリビアのウユニからアルゼンチンのサルタ。817㎞のロングステージで途中366㎞の競技が行なわれた。
午後10時すぎにサルタのビバークに到着したアシスタンスの先発隊
この日の行程はまずウユニのビバークから33㎞のリエゾン(移動区間)のあと230㎞のSS(競技区間)を実施。その後116㎞のニュートラルゾーンを移動して国境を越え、再び106㎞のSSをアルゼンチン側で行なうという設定である。路面は再び山岳路や丘陵を行くピストが中心で、標高は3500m~4000mを推移。途中激しい雷雨や雹に見舞われて2輪部門はSSの後半部分がキャンセルされたが、4輪、トラック部門はそのまま実施された。
このステージを引き続き堅実かつ果敢に走破した日野レンジャーは、2号車菅原照仁/杉浦博之組がトラック部門総合18位/排気量10リットル未満クラス1位でゴール。SS終了後にはさらに332㎞のリエゾンを走るが、大量の降雨により道路上に水が出ている場所もあって時間を要し、サルタ到着は遅れている。また、1号車菅原義正/高橋貢組は途中スタックを喫したもののSSの後半部分を走行中。本稿作成時点(現地時間10日午前12時半)では未着だが、順調にゴールに向かっている。
この日はアシスタンス部隊も1050㎞の移動となり、先発隊が到着したのが午後10時すぎ。10日の休息日に集中的な点検整備を行なうべく、メカニックたちはコンベンションセンター内に設置されたビバーク地で黙々と準備作業を進めていた。
1号車 菅原義正/高橋貢組
1号車 菅原義正/高橋貢組
2号車 菅原照仁/杉浦博之組
2号車 菅原照仁/杉浦博之組
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