こちらも熱戦! ブリヂストンの「技能オリンピック全国大会」から その1
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レポート
連日のメダルラッシュで日本中が盛り上がっている「ロンドン・オリンピック」だが、先日、日本でもロンドンに負けないほどの熱戦が繰り広げられたオリンピックが開催されたのをご存じだろうか?
ブリヂストンの「技能オリンピック全国大会」がそれである。8月1日~2日にかけて、ブリヂストンの市川研修センター(千葉県)で行なわれた「技能オリンピック全国大会」には、全国のブリヂストンのトラック・バス用タイヤの直営店やタイヤショップから選りすぐりの25名のタイヤサービスマンが出場。彼らは県大会・地区大会を勝ち抜いてきた精鋭で、実はこの全国大会に出場するだけでもスゴいことなのだ。25名の出場者は、2日間にわたって学科試験、技能試験を行ない、成績優秀な8名が技能エキスパートに任命され、さらにその上の技能マイスターに認定されるというもの。トラック・バス用タイヤのメンテナンス作業の品質向上を目的に昨年から開催され、今年で第3回目。
プレス関係者に公開されたのは2日目の技能試験で、競技内容は、トラックドライバーから4×2トラクタの右後輪内側タイヤのパンク修理を依頼されるという設定。今回からISO取り付け方式の車両を使用しており、実際の現場では、まだそれほど修理実績がないと思われる10スタッドのホイールだけに、その技術の習熟度が1つの見どころになっている。トラックの安全運行を足元から支えるタイヤサービスマンの熱き戦い…、さあ今年は誰の頭上に栄冠が輝いたのか? (つづく)
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