いすゞ自動車は10月22日、中型トラック「フォワード」の大型系車型(運転に大型免許が必要な車両総重量14.5/16/20トン車)に追加モデルを設定して発売した。併せて追加モデルを含む大型系の全車型を対象に「車輪脱落予兆検知システム」も新たに標準装備した。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/いすゞ自動車(一部加工:フルロード編集部)
特装用ベースシャシーと高床フルタイム4×4車型を追加
追加モデルは、車両総重量20トン3軸6×4車型「フォワードFVZ」の『ミキサー用シャシー』と、同16トン車型「フォワードFVR」の『消防車用シャシー』、そして同14.5トン車型「フォワードFTR」の4×4総輪駆動車型にあたる『フォワードFTS』だ。
フォワードFVZミキサー用シャシーは、最大混合容量4.5立方m級ドラムを架装する都市型低床6×4ミキサー車の専用ベースシャシーとなるもの。キャビンはベッド付ワイドキャブ、エンジンは5.2リッター直4・240PSの4HK1-TCH、オーバードライブ付9段マニュアルトランスミッションとの組み合わせとなる。
フォワードFVR消防車用シャシーは、消防車両の上モノを架装するための専用ベースシャシーで、こちらもエンジンは4HK1-TCHとなる。
フォワードFTSは、Hi-Loレンジ付副変速機とセンターデフ式フルタイム4WD機構、ハイトの高い275/80R22.5タイヤを組み合わせた高床4×4モデル。パワートレーンは4HK1-TCHエンジンと6段マニュアルトランスミッションで、キャビンはベッド付ワイドキャブのみ、ホイールベースは3900mmと4250mmの2種を設定する。

車輪脱落予兆検知システムを標準装備
車輪脱落予兆検知システムは、住友ゴムが開発したソフトウェア技術を導入したもので、タイヤ転動による車輪速データと車載通信ネットワーク(CAN)上にある車両制御データを独自アルゴリズムにより解析して、ホイールナットの緩み発生を検知するシステム。検知時は、メーターパネル内の警告表示とブザー鳴動でドライバーへ注意を促すようになっている。
フォワードでは、今回の追加車型を含むGVW14.5/16/20トン車型(FTR/FTS/FVR/FVZ)すべてに標準装備する。検知対象となるのは後輪で、それらより軽い車両総重量クラスは装備の対象外。なおいすゞでは、2025年秋に発売を開始した大型トラック「ギガ」(25型)から同システムの標準装備を進めている。
【画像ギャラリー】フォワードFVR/FVZの架装例と高床4駆フォワードFTS(5枚)画像ギャラリー







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