夜間や悪天候時でも安心! カーメイトとセンコー商事が共同開発したトラック用「後退支援システム」とは?

夜間や悪天候時でも安心! カーメイトとセンコー商事が共同開発したトラック用「後退支援システム」とは?

 カー用品大手のカーメイトからトラックの後退時に発生しやすい衝突事故を未然に防止する後退支援システム「ミリ波退突センサー2(CT830/CT831)」が登場。物流大手センコーグループのセンコー商事と共同開発したもので、2026年4月1日よりセンコー商事から発売中だ。一体どんなシステムなのか?

文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/カーメイト

ミリ波レーダーにより夜間や視界が悪い場所でも使用可能

センサー取付イメージ
センサー取付イメージ

 ミリ波退突センサー2は、トラックの後退時の障害物や人との衝突事故を未然に防止する後退支援システム。トラックの荷台後方に取り付けた4つまたは2つのミリ波センサーで人や障害物を検知し、ドライバーに音と発光で注意を促す。

 トラックの後退時の衝突事故は、車体の修理費用のみならず、人や物、積み荷などの損害賠償のリスクもある。従来のカメラや超音波センサーでは死角や検知精度の課題があることから、より確実な事故防止手段が求められている。

 カーメイトではセンコー商事の要望を受けて2023年に第1弾の「ミリ波退突センサー(CT820)」を共同開発。今回の「2」は現場でのフィードバックを反映し、センサーの小型化による取付やすさの向上や運転席インジケータの視認性の向上を図った第2弾となる。

 システムのキモとなるセンサーには、一般的な超音波センサーと比べ、雨や汚れ、対象物の形状などの影響を受けにくい小型ミリ波レーダーを採用。これにより夜間や視界が悪い場所でも高精度の検知が可能となっている。

作動イメージ
作動イメージ

 検知範囲は角度が179度と広く、死角の障害物も検知しやすくなっているのがポイント。カメラでは確認しにくい上部も検知可能で、止まっているものだけでなく、動いているものや歩行者、自転車、バイクなども検知可能だ。

 検知距離は最長150cmで、50cm、100cm、150cmと距離によって異なる警告音とインジケーター発光を行ない、ドライバーにわかりやすく注意を促す。

 ラインナップはパネルバン用(センサー4個仕様)の「CT830」と、平ボディ用(センサー2個仕様)の「CT831」の2機種。CT830の場合、荷箱後面4カ所にセンサーを取り付ける。運転席に取り付けるインジケータは共通だ。なお現時点でトレーラには対応していないとのことだ。

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