世界で最もコネクテッドなトラック
Xosはまた新たなソフトウェアとして「Xoスフィア」(Xosphere)を発表した。電動フリートの総保有コストを最小化するという目的のために作られた、車両のコネクテッド技術に基づくプラットフォームだ。このソフトウェアでは次のようなことが可能だ。
- リアルタイムのパフォーマンス&警告モニタリング
- フリートの効率改善のための無線アップデート
- フリート全体のエネルギーコストの測定と最小化
- サービス&サポートへのアクセス
ユニファースト(アメリカ最大の制服・作業着のサプライヤ)が既にXoスフィアを試用しており、フリートをリアルタイムでトラッキングしている。同社副社長のマイケル・クロアッティ氏は次のように話す。
「Xosが市場に投入した最新のフリート管理プラットフォームは、リアルタイムでのモニターだけでなく、私たちのサービス履歴のトラッキングや予防整備のお知らせなどによりエネルギーの使用を最適化することができます」。
アメリカ合衆国環境保護庁(US-EPA)によると、輸送セクターは人間活動による温室効果ガスの排出量が米国で最も多い産業となっている。中・大型トラックは輸送セクターの排出量の4分の1を占め、排出削減のためにはその電動化は不可欠だ。
Xosの共同創業者でCOOのジョルダノ・ソルドニ氏は、新型トラックとソフトウェアについて次のようにまとめた。
「新しい提案によりXosはエンドツーエンドのフリートサービスプロバイダーをリードする立場になります。また、Xosのスケーリングと製品デザインへのアプローチは『敏捷性』です。身軽に動くことで伝統的なOEMメーカーより資本を効率的に活用しています。
今日発表したトラックはただの『コンセプト』ではありません。これは『現実のトラック』であり、フリートの電動化を進めるために、今すぐ注文することができます」。
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