■背の高い積み荷に最適な低床タイプのローローダー
ローローダー(LOW LOADER)は、グースネックとトレーラ車軸の間に低床荷台を備えるトレーラ。業界では単に「低床トレーラ」や「中落ちトレーラ」「ドロップデッキ」などと呼ばれている。
低床荷台の長さが限られるため、前後に長い積み荷は不得手だが、背の高い積み荷には最適。
大型建機を運ぶ際、積み降ろしは後方の導板(スロープ)を用いるタイプと、グースネックと低床荷台を分離して低床荷台前方から行なうフロントローディング式の2種類が存在。低床荷台に伸縮機構や延長フレーム装着が可能なモデルも存在する。
■組み合わせ運用が可能なモジュラー型コンビネーショントレーラ
モジュラー型コンビネーショントレーラは、モジュラー化されたボギー台車、グースネック、低床荷台などの各種アタッチメントを、積み荷の形状や重量に合わせて組み合わせて運用するトレーラ。
1軸あたり20~45tの耐荷重性を誇る油圧ペンドルアクスルは、優れた路面追従性に加え、車軸ステア機構や車高調整機能なども備えている。