これが日本のクラフトマンシップ 一品モノを作る匠が生んだ超低床重量物運搬車

これが日本のクラフトマンシップ 一品モノを作る匠が生んだ超低床重量物運搬車

 日本のトラックは箱型の「バンボディ」が主流。特に近年はトラックメーカーが人気の仕様をコンプリートで販売する「メーカー完成車」が圧倒的なシェアを誇っている。

 いっぽう、クラシックな「平ボディ」もまだまだ健在だ。平ボディは荷台の3方を「アオリ」と呼ばれる柵で囲ったトラックで、バンボディと比べて、荷台が開放されているため積載物の大きさ、積み降ろし方法の制限が少なく、高い汎用性を誇る。

 そんな平ボディのなかでも、フルオーダーメイドで製作される一品モノは「つくりボディ」と呼ばれ、メーカー完成車とは対極的な存在。そんな魅力たっぷりなつくりボディの中から今回は栃木県足利市の架装メーカー・本所自動車工業の「超低床重量物運搬車」を紹介しよう。

 ちなみに本所自動車工業は1930年創業の老舗メーカーで、平ボディをはじめ、産業車両運搬車、航空貨物運搬車、チップ運搬車などさまざまなトラックボディを製作。耐久性やクオリティの高さに定評があり、日本全国に数多くのリピーターが存在する。

文、写真/フルロード編集部
(2019年6月発売トラックマガジン「フルロード」第33号より)

【画像ギャラリー】キャブバッククレーンとアウトリガーを備える本格派!! 本所自動車工業の「超低床重量物運搬車」


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