極東開発、新型コンクリートポンプ車「ピストンクリートPY140-36A」

極東開発、新型コンクリートポンプ車「ピストンクリートPY140-36A」

圧送能力の向上と車両の最適化により高い実用性を実現

 極東開発工業は、36m 級のブームを搭載し、圧送能力の向上とユニットの最適化により、現場での効率と実用性をさらに高めた、ピストン式コンクリートポンプ車「ピストンクリートPY140-36A」を開発し、11 月1日より発売する。
 新機種は、2012 年1 月に発売した従来機の「PY125-36A」をモデルチェンジしたもので、メインポンプの制御方法を電気制御式とすることで、最大吐出量が138 ㎥/h と、従来機に比べ約11%増加(9B 仕様)したほか、最大出力も同比約11%アップし、実用域(60~80 ㎥/h)における吐出能力も大幅に向上した。より効率的な作業を実現し、作業時間の短縮を可能としたことで、現場でのCO2 の排出量削減にも寄与する。

 ピストンクリートPY140-36A 」の特徴は、①電気制御式油圧ポンプによる吐出性能と作業効率の向上 メインポンプの制御方式を電気制御とすることにより、最大吐出量が138 ㎥/h と、従来機(PY125-36A)に比べ約11%増加(9B仕様)した。また、最大出力も同比約11%アップし、実用域(60~80 ㎥/h)における吐出能力も大幅に向上した。より効率的な作業を実現し、作業時間の短縮を可能としたことで現場でのCO2 の排出量削減にも寄与する。②IoT を利用した管理支援システム「K-DaSS」を搭載 特装車の稼働状況を記録・蓄積するIoTを利用した管理支援システム「K-DaSS」(ケーダス=Kyokuto Data Sharing Servicet)サービスツールシステムを搭載。極東開発ののサービスマンが、専用iPad 用アプリにより近距離無線通信機能を搭載した車両と通信することで車両の稼働状況のデータ収集を行なう。これにより、ユーザーに適切なメンテナンスをご提案することが可能となり、メンテナンスの合理化と万一のトラブル発生時対応の迅速化を実現した。③独自開発の制振装置で優しい打設作業 ブームに掛かる荷重をサスペンション機能により軽減し、揺れを抑える極東開発独自開発の制振装置(KAVS®)を搭載している。耐久性アップとオペレータの負担を低減することで、作業環境が向上する。④水タンク容量の大幅増量で作業後の洗浄作業の利便性を向上 車両の重量バランスを最適化し、従来機(PY125-36A)に比べ水タンク容量を約63%増量し、洗浄作業の利便性を向上した(300 ℓ → 490 ℓ)⑤販売価格9000万円(希望小売価格、消費税抜き・シャシー価格込み)⑥販売目標台数 20 台 (年間)……などなっている。

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