ボルボ・トラック、「ボルボFH」日本仕様の2019年モデルを発売

ボルボ・トラック、「ボルボFH」日本仕様の2019年モデルを発売
電子制御式ステアリング「ボルボ・ダイナミック・ステアリング」が選択可能に
i-シフトにはデュアルクラッチとクローラギアをオプション設定
ボルボ・トラックは、大型トラック「ボルボFH」日本仕様の2019年モデルを発売した。平成28年排出ガス規制への適合をきっかけにマイナーチェンジを行なったもので、ラインナップはこれまでと同じく4×2の2軸トラクタと6×4の3軸トラクタの2種類となっている。
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「ボルボFH」日本仕様の2019年モデルの4×2トラクタ(左)と6×4トラクタ(右)
エンジンは、排気量12.7リットルの「D13K」型を搭載し、平成28年排出ガス規制に適合。出力は、それぞれ従来型より20PS高められた460PSと540PSの2種類が用意される。トランスミッションは許容トルクを向上した12段AMT「i-シフト」を搭載。新たにデュアルクラッチ機構と2段クローラギアがオプションで選択可能となった。また、電子制御によって車両の操縦安定性向上や操舵力低減を図る「ボルボ・ダイナミック・ステアリング」が日本仕様でも初めて選択可能になった。
安全装備では、衝突被害軽減ブレーキ付きアダプティブクルーズコントロール、車線逸脱警報、レーンチェンジサポート、ドライバーアラートサポートなどを標準装備。今回は従来型で標準装備されていたパーキングヒーターに加え、新たにビルトイン式のパーキングクーラー「i-パーククール」も標準装備された(6×4フルリーフサス仕様には設定なし)。
特装モデル「FMX」が構内専用車として日本上陸
また、ボルボ・トラックは、構内輸送専用モデルとして大型トラック「FMX」を発売。同車は、海外ではオフロード向けの特装用シャシーとして販売されているが、日本では構内専用車として、主に製鉄所、鉱山などでの運用を想定しているという。導入されるのは単車の6×4リーフサス車と8×4リーフサス車の2種類で、パワートレインは460PSのD13K型エンジンとi-シフトの1種類となっている。
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構内専用モデル「FMX」
「ボルボFH」日本仕様の2019年モデルと「ボルボFMX」については、12月11日発売の「フルロード」第31号でより詳しく紹介しています。

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