いすゞとトヨタ、資本関係を解消

いすゞとトヨタ、資本関係を解消
いすゞ自動車は本日、トヨタ自動車との資本関係を解消することに合意したと発表した。トヨタは、その保有するすべての株式を今後売却する予定だ。
なお、今後も両社は要素技術レベルの共同開発を継続するなど良好な関係を維持していくとともに、今後の取引の可能性についても常にオープンな姿勢であることに変わりはないとしている。
いすゞとトヨタは2006年11月にディーゼルエンジンを中心とした両社の開発・生産の分野における相互の経営資源の活用や、技術面の補完を図り、相互にシナジー効果を発揮する枠組み、ならびに協業案件の検討を進めることで基本合意し、併せてトヨタはいすゞの株式を取得した。
その後、市場環境の変化により当初検討していたプロジェクトの一部が中止になるなど具体的な協業が進展しないまま現在に至り、そのような事業事態を勘案して今回出資関係を見直すという合意に至った。
いすゞでは、今後も「100年に1度」といわれる自動車業界の大変革の時代を生き抜くために、いすゞは商用車市場、トヨタは乗用車市場において、それぞれが競争力を向上させる取り組みを加速させるとしている。
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●トヨタが保有するいすゞの株式
株数:50百万株
出資比率:5.89%(発行済株式の総数に対する割合)

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