本誌「フルロ―ド」でもたびたび取り上げてきましたが、東日本大震災に際して、ダイムラーから寄贈されたメルセデスベンツ・ゼトロス「」などの復興支援車両の一部の落ち着き先が日本自動車博物館に決まりました。できれば全車動態保存し、有事の際にすぐ出動できるような「超法規的措置」を夢想しましたが、それは無理な相談だったのかも……。以下、日本財団のニュースリリースから……。
日本財団は、東日本大震災の災害支援を目的にドイツの自動車メーカー・ダイムラーAGなどから無償提供された車両のうち、日本国内での使用期限が切れた3車種3台を、日本自動車博物館に寄贈することを決定した。これを受けて、寄贈式を開催する。
震災直後で人員や支援物資の輸送、がれき搬出が急務となる中、同社は2011年4月、日本法人の三菱ふそうトラック・バス、メルセデス・ベンツ日本とともに、トラックやオフロード車計50台を日本財団に提供。当財団は岩手、宮城、福島で支援活動を行う自治体やNPOのニーズを把握し、無償で貸与した。
このたび寄贈するのは、特別許可を得てドイツから日本への持ち込みと、2年間限定での国内使用を許可されたオフロードトラック「メルセデス・ベンツ・ゼトロス」、多目的作業車「メルセデス・ベンツ・ウニモグ」、オフロード車「メルセデス・ベンツ・Gクラス」の3車種。同博物館で車両を永久保存することで、被災地での功績を後世に残すとともに、復興支援に対する人々の意識喚起を図ることを狙いとしている。当日は寄贈車両が会場に設置され、博物館に対して目録の贈呈を行なう。
1.日時: 2013年8月11日(日)午後12時45分~
2.場所: 日本自動車博物館(石川県小松市二ツ梨町一貫山40)
3.スケジュール:
12:45 寄贈式
13:00 関係者館内見学
13:30 終了![]()
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