日本フルハーフといえば、かつては年間1万台もの海上コンテナを製造していた日本有数のボディメーカーですが、このほどそのノウハウを活かした31フィートのコンテナデータセンターを発売しました。以下、日本フルハーフのニュースリリースの要約です。
日本フルハーフは、このほど31フィート型コンテナデータセンターを発売する。
日本フルハーフは1967年から海上コンテナを製造し、生産量ピーク時には年間1万台の生産実績を有しているこのISO国際規格海上コンテナの製造技術と、これまでに培われた豊富な経験を活用し、コンテナデータセンターを開発してきた。2013年6月に開催された「INTEROP Tokyo 2013」では31フィート型プロトタイプを展示し、多くの反響を得ていた。
31フィート型コンテナデータセンターの特徴は、
①国内の既存インフラ(トラック、トレーラ)で移動可能。②ISO規格コンテナ製造時に培ってきた技術をもとにコンテナを開発。③建屋型データセンターと比べ、設置コストが少なく、運用開始までの期間を短縮できる。④10本の19インチラック、80KW空調、電源、監視制御機構、消火設備をオール・イン・ワン。⑤外気温度-20℃~40℃の幅広い環境での屋外設置が可能。⑥PUE(データセンター全体の消費電力 ÷ IT機器の消費電力)1.1~1.4を達成する新空調装置を開発。⑦コンテナの天井、床で固定する専用ラックを装備。⑧コンテナ本体は直流電源で対応(コンプレッサ以外)。⑨移動用エアサストレーラも同時に開発し発売予定。移動中の振動を抑えられるなど、IT機器ビルトイン後も輸送が可能……となっている。
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