日本フルハーフからバッテリー補助システム「ザ ソーラー」登場

日本フルハーフからバッテリー補助システム「ザ ソーラー」登場

ウイングボディにソーラーパネルを取り付け「i-Cool」を稼働

きっと今年も暑い暑い夏となるんでしょうが、アイドリングストップを強いられるトラックドライバーには「何とかならないか!」と思っている人も多いはず。そんなドライバーに朗報です。ウイング車に太陽光パネルを取り付け、トラックキャビン専用クーラーである「i-Cool」を、バッテリーの状態を気にせず使えるというのだから、嬉しいじゃありませんか。さて、となれば気になるのは価格ですが、これは「販売店にお問い合わせください」とのことです。以下、日本フルハーフのプレスリリースの要約です。

日本フルハーフは、太陽光発電パネルをトラックの車体屋根に架装した太陽光発電バッテリー補助システム(ザ ソーラー)を商品化し、その第一弾として2013年4月10日に「i-Coolソーラー」を発売開始した。

いちs-ザソーラー写真.jpg

日本フルハーフは、2009年より三菱化学と同社製薄型軽量太陽光発電モジュールを車体屋根に架装した太陽光発電バッテリー補助システムを共同開発してきた。特に日本フルハーフの主力商品であるウイングタイプの大型トラック車では屋根の開閉があるため、薄型軽量の太陽光発電モジュールが適している。このモジュールは厚さ6.5mm、変換効率は約13%で、ザ ソーラーを既販のアイ・シー・エルの「i-Cool」※と組み合わせ「i-Coolソーラー」として発売するもの。ザ ソーラーと組み合わせることで、走行中および停車中において自然エネルギーを用いてさらなるCO2排出量削減を実現し、またより良いバッテリーの充電状態を保つことが可能となり、さらにウイングの開閉やテールゲートリフタの昇降等、バッテリー電力による荷役装置の稼動が安定的に行なえる。
日本フルハーフでは今後もザ ソーラーとの組み合わせによるクリーンエネルギーを活用した環境に配慮した商品を提案していく。
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薄型軽量太陽光発電モジュール

<商品特徴>
①トラックのバンタイプ、ウィングタイプの屋根への架装が可能。(i-Coolソーラーは現在大型トラックのみ対応している)
②太陽光発電モジュールにあわせた専用のアルミ押し出し型材の採用により、取り付け高さを約20mmまで薄型化。
③太陽光による発電時は、バッテリーを常に充電。バッテリーの過放電を防止し、長寿命化に貢献する。
④薄型軽量太陽光発電モジュールにより最小限の車両重量増加で最大1800Wpを達成。900Wpと1800Wpの2タイプをラインアップ(大型トラックの場合。
⑤ i-Coolソーラー装着車は荷役待ちや休憩時のクーラー使用電力を太陽光発電で補うため、CO2排出量削減に貢献する。
※「i-Cool」は運転室内専用のクーラーで走行中に充電したバッテリーで電動コンプレッサーを稼動させることにより、アイドリングストップ時でも運転室内の冷房ができる㈱アイ・シー・エルの商品。バッテリーが満充電であれば夏季昼間に5~7時間連続して冷房が可能。

 

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