バージ(台船)への超重量物の積み込み。ゴールドホファーの自走台車(PSTモジュール)が使われている
空撮画像。バージは岸壁にピッタリと寄せられている
ここは潮の流れが速い場所だとか……
積荷はラーセン&トゥブロのプラント部品。分割できない同様の巨大構造物が34ユニットもある
岸壁とバージの間は1メートルほど。鉄板を渡してRORO(ロールオン・ロールオフ)する
超重量物の側方ROROはインドで初めて行なわれた。スペースに余裕がない上、潮の影響でスピーディに作業を終える必要があった
積荷の幅と高さは最大10メートルに及ぶ
鉄道との平面交差を通過するには線路を養生して架線を取り外す必要があった。当然ながら電力供給は止まり、鉄道は運休となる。鉄道との交差は合計6か所あった
一般的な超重量物輸送は年単位のプロジェクトとなるが、34ユニットを同時輸送し1年弱で輸送を完遂した。コンボイ(車列)が道路のかなたまで続いている
この輸送のためだけに、いくつもの橋を架けた。運河からの取水停止を伴うため、政治的な駆け引きもあったようだ