東京納品代行が日本トレクスと共同開発した新型トレーラ
前側ウイングドア+アオリ、およびリア観音ドアを開いたところ
低床化のため段付きフレームを採用。高床部を延長するパーツも備わる
床面地上高は975mmで小型/中型トラック用のプラットホームが使えるのが特徴
ボディ中間部に備わる門型フレームはボディを前後で分割する役割と、ハンガー輸送時のたわみ抑制の2つの役割を持つ
ボディ前側の積載イメージ。前側に箱詰め製品、後ろ側にコンビテナーを積載している
フルウイングをバンボディ化したリアボディは現状観音ドアからの荷役にのみ対応
側面のラッシングレールに専用のバーを取り付ければハンガー製品を輸送可能
ハンガー輸送の積載イメージ。約1400着の高級アパレル製品を折りたたまずに運搬可能だ
後ろ側は本来フルウイングボディだが、高級アパレル製品に雨水がかかるのを防ぐためボルトで固定しており開くことはできない
車軸はリフトアクスル機能付きエアサス仕様
デンソーのトレーラブレーキ温度監視システムは、異常を検知したらドライバーに知らせて車両火災を未然に防ぐ
トラクタはUDトラックスクオンGK4×2車型だった
FFTを運転するドライバーは関東/関西で合計10名。事前にみっちりトレーニングを受けておりバックでの車庫入れもバッチリだ
運行は近距離の集荷と長距離の幹線輸送の2パターンで、どちらも日帰り運行が基本だ
日本トレクスが98' TRUCK SHOWに出品した2温度管理ウイングトレーラ。FFTと同様のコンセプトの車両が20年前に存在したというのは興味深い