2023年には深夜残業手当が1.75倍に引き上げられるが、そもそもトラックドライバーの現状としてこうした手当が給料面にほとんど反映されていない
俗に「430休憩」と呼ばれる規則は、走りたくても距離を稼げないという現状を招いている。さらに労働時間が減少すれば運送事業者に与える影響は少なくない
労働時間の減少で少しでも距離を稼ぐために、高速道路を利用するトラックも増えるはずだ。現状でも足りていないSA・PAの駐車マス不足に拍車がかかることになる
いまだに運送業界は歩合制というところも多い。走れば走るほど稼げる出来高払いだが、乗務時間が減れば減るほど給料は目減りする