リュウエイ機工が導入した「スイングPlus」。ボディ架装は司工業が担当した
荷台は7方開の平ボディ型で内寸は長さ9300mm、幅2390mm。床板は厚さ21mmのアピトン木材を使用する
根太構造は横根太を縦根太に貫通させる方式を採用。低床化により床面地上高1070mmを確保する
キャブバックの鳥居は背面に6つの蓋付き収納スペースを搭載。内部にはフックが備わり積み荷を固縛するための道具をぶら下げて保管可能
鳥居上部は窪みが設けてあり収納スペースとして活用可能。積み荷を保護するシートカバーなどを保管可能だ
鳥居背面ショルダー部にはLED作業灯を搭載。夜間の積み降ろし作業時の安全性アップに寄与する
鳥居背面中央下部にはウインチを搭載。フォークリフトなどを荷台から積み降ろしする際に使用する
側面アオリはアルミ製で上部に縞板を被せたヘヴィデューティな仕様だ
荷台傾斜時に地面に触れるテールゲートは錆に強いステンレス製。地面と触れる部分にはステンレス製の縞板を被せて補強している
荷台全体を傾斜させた状態。荷台傾斜角度は通常時10.9度、エアサスダウン時10度となっている
こちらは荷台後部だけを傾斜させた状態。写真では見えないが専用ブラケット内側の油圧シリンダーで駆動する
こちらは荷台前方を傾斜させる油圧シリンダー。キャブバックに2本の油圧シリンダーを搭載する
荷台傾斜とテールゲートの開閉は車体搭載の操作レバーもしくは無線ラジコンで操作可能
シャシー左側、前2軸間にはアドブルータンクを搭載。通常はもっと後ろに搭載されるが、作動油タンクを搭載するスペースを確保するためこの場所に移設された
シャシー左側、ホイールベース間は前から作動油タンク、燃料タンク2個を搭載。燃料タンクは標準の300Lに200Lを追加して合計500Lを搭載する
シャシー左側、リアオーバーハング部は大きめの道具箱を1つ搭載
シャシー右側、ホイールベース間は前から排ガス浄化装置、バッテリー、エアタンク、操作レバーを搭載。操作レバーの上には小さめの道具入れを備える
シャシー右側、リアオーバーハング部は小さめの道具箱2つとスペアタイヤを搭載。荷台を傾斜させるため、後方にあまり背の高い道具箱を置けない