チョットだけよ~! 最新「フルロード」9月13日発売だ! 第2報

チョットだけよ~! 最新「フルロード」9月13日発売だ! 第2報

タイヤレスキューの現場報告は「軸力の確保とインジケーター」について
ホイールボルトの折損等の車輪脱輪事故は平成15年4月以降、令和2年3月までに794件発生しており、平成23年まで一度は減少傾向でしたが、また増加傾向にあります。脱輪事故で多いのは左の後輪なんですね。ナットが緩む要因は負荷と振動ですが、左側に集中しているのは路面の傾斜によるもの。左側通行の場合、雨水の排水等のために、わずかですが左側が低くなるような傾斜が道路につけられています。それにより車両の左のほうが負荷が大きくなるんですね。走行中の路面からの振動がボルトナットの緩む要因ですが、左リアが多いのは右折時よりもよじれる角度がキツいためと推測されます。この脱輪事故の撲滅をめざし、業界ではさまざまな取り組みを行なっていますが、そんな中、ナットの緩みを目視でも確認できる「連結式ナット回転指示インジケーター」なるものが登場しました。これは隣り合うナットを連結する樹脂製の市販部品で、緩みに伴う変形により目視でナットの緩みが確認できるんですね。このインジケーター、昨年の10月より期間限定で無料で装着・展開を始めていますが、まだまだ知らない人が多いと思います。今号のタイヤレスキューの現場報告では、タイヤ屋・ハマダユキオさんがこのインジケーターについて詳しく解説するとともに、正しい軸力の確保についてもやさしくレクチャーします。

最新号

【解説&試乗】日野プロフィア2024年モデル フルロードvol.55 本日(12/10)発売!!

【解説&試乗】日野プロフィア2024年モデル フルロードvol.55 本日(12/10)発売!!

今号では、昨年2月中旬から出荷を再開した日野プロフィアの2024年モデルに試乗。燃費性能と安全性能もアップし、新設計AMTで走りも別モノに進化した新モデルの実力に迫ります。また、「だれでもトラック」いすゞエルフミオEVの公道試乗を実施。AT限定普通免許で運転できるEVトラックの魅力をお伝えします。大好評の「働くクルマの大図鑑」は、飲み物を運ぶその究極のカタチ「ボトルカー」を特集しました。ボトルカーの構造から製造工場のレポート、知られざる歴史、さらにはeキャンターのボトルカーの試乗レポートまで盛りだくさんの内容になっています。