商用車メーカーが手掛ける本気の「冒険」仕様!!　いすゞA&Sが東京オートサロン2026に3台のカスタムトラックを出品

　いすゞグループは、2026年1月9日〜11日に幕張メッセで開催される「東京オートサロン2026」への出展を発表した。

　今回のオートサロンは、純正部品・アクセサリーの開発・販売を担ういすゞA&Sが手掛けた2台のコンセプト車のほか、新しいキャンピングカーシャシーが登場予定だ。

文・写真／フルロード編集部

いすゞA&Sが出品する3台の小型トラック

　2024年、2025年と連続してオートサロンに出展してきたいすゞA&S。

　2026年のオートサロンは「ELF CUSTOMIZE Lab. ―走りだせ、冒険仕様―」をテーマに掲げ、小型トラック「エルフ」と、普通運転免許で運転できる「エルフミオ」をベースにしたコンセプトカー2台と、エルフをベースとしたキャンピングカー専用シャシー「Be-cam」の新しいフラッグシップモデル1台の計3台を公開する予定だ。

　出品車の詳細は以下の通り。

■ELF MULTI UTILITY VEHICLE（参考出品パーツ装着車/ELF 標準 シングルキャブ　ウイングバンボディ)

　小型トラック「エルフ」の標準キャブをベースに、架装メーカーの日本フルハーフとのパートナーシップにより特別架装されたウイングバン仕様。スタイリッシュでユニークなサイドシルエットが目を引く車体に、庫内は温もりのある木目調のデザインを採用する。

　荷物の固定のみならず棚やフックの据え付けも可能な多目的仕様となっており、ビジネスシーンだけでなく、プライベートで多様な趣味やレジャーにも活用できる一台だ。

■ELFmio CROSS STYLE CONCEPT（参考出品パーツ装着車/ELFmio　スペースキャブ　平ボディ)

　前回のオートサロンでは平ボディの荷台に取り付けた「ワークキャリア（フレーム）」をベースにアウトドアテイストのカスタムパーツを装着したエルフミオ「クロスコンセンプト」を出品。このカスタムパーツは「クロススタイルアクセサリーズ」として実際にいすゞA&Sから商品化されている。

　今回展示する「クロススタイルコンセプト」は、エルフミオのキャブバックを延長し居住性を高めた「スペースキャブ」をベースに、新しいクロススタイルアクセサリーズのコンセプトパーツを装着した一台で、前回に引き続きハードカーゴ（株）との共同企画により、小型トラック平ボディ向けの新しい機能を提案する。

■Be-cam新車型（初公開/参考出品パーツ装着車/日本特種ボディー社製GeoRoam）

　いすゞのキャンピングカー専用シャシーのフラッグシップモデル「Be-cam」に新車型を追加し、初公開。新車型は4WDと9速DCT「ISIM（アイシム）」を組み合わせ、高い走破性と優れた燃費性能を実現する。

　また今回、日本特種ボディーが新車型の特長を最大限活するため新規開発した「GeoRoam」を架装。車両全高を抑え、キャブとキャンピング架装をセパレート構造とすることで舗装路、非舗装路ともに走行安定性を高めたボディだ。

　内装には天然木材や漆喰を採用することで心落ち着く空間デザインを採用。新たな車体色は存在感や力強さだけでなく、「Be-cam」のフラッグシップとしての品格を際立たせます。
ユーザーの自由気ままな旅を実現するオーバーランドスタイルな一台だ 。

いすゞA&S「東京オートサロン2026」特設サイト
https://www.ias-isuzu.co.jp/autosalon2026/

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