極東開発、オールマイティな高性能コンクリートポンプ車

極東開発、オールマイティな高性能コンクリートポンプ車

コンクリートポンプ車といえば、福島第一原子力発電所の事故の際、建屋内に冷却用の水を注入した車両として有名になりましたが、もちろん本来の役割は、建設現場等で、ミキサー車が運んできた生コンクリートをパイプやホースを通じて打設場所へ圧送すること。日本でコンクリートポンプ車の第一人者といえば極東開発工業ですが、その極東開発から新しいコンクリートポンプ車が発売されました。以下はそのニュースリリースの要約です。

極東開発工業株は、このほどGVW22トン車に、世界最高クラスの性能と低騒音性を誇り、国内最大の吐出圧と最高クラスの吐出量を実現した、新開発の高圧大容量ポンプユニットと、26m級ブームを搭載したコンクリートポンプ車「ピストンクリート PY135-26-H」を開発。平成24 年11 月9 日より発売する。
新機種は、昨今ニーズが高まっている、1 台で標準的な「ブーム打設」から「高圧打設」「大容量打設」「長距離打設」までオールマイティに仕事をこなす能力を備えたポンプ車である。従来の高圧ピストン車よりもさらに高圧で大容量かつ低騒音仕様のポンプユニットと、取り回し性能のよい26mM型4段屈折ブームを自動車排出ガス規制(ポスト新長期規制)対応のGVW22 トンショートホイールベース車に搭載したもの。
新開発の高圧大容量ポンプユニットは、世界最高クラスの性能と、緻密な電子制御による大幅な低騒音化を実現(従来機比較)。国内最大となる16.0MPa(8B 仕様・高圧圧送時)の最大吐出圧と、135立方m/h(9B 仕様・標準圧送時)の最大吐出量を誇り、さらに使用頻度の高い中間作業能力域での扱いやすさも向上させたことで、小規模から大規模まで、現場を問わず様々な打設作業に対応することができる。

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