これなんか「そういう時代なんだな」と感じさせるニュースですね、三菱ふそうが国内商用車メーカーとしては初めて、タブレット端末を営業ツールとして導入するそうです。そのタブレット端末は、新型が発表されたばかりのアップルのiPad。これから三菱ふそうの営業スタッフは、iPadを商談ツールとして活用するそうです。一部の架装メーカーでは、以前からモバイルPCなどを使って架装検討等の商談を行なっていましたが、ベテランの営業マンが姿を消し、その反面、お客とやり取りする情報量が圧倒的に増えてきたので、時代と共に、トラックの営業スタイルも変わってきているんですね。ちなみに、三菱ふそうのニュースリリースの添付画像の車両は、おや、新型キャンター・エコハイブリッドではないですか? チョットだけよ~のティザー・キャンペーンかな(笑) 以下はそのニュースの概要です。
三菱ふそうトラック・バス(以下:MFTBC)は、国内商用車業界で初めて営業スタッフを対象に営業ツールとしてアップル社製のiPadを導入することを決定した。
MFTBCでは、2011年に策定した新経営ビジョン「FUSO 2015」の活動の柱である「顧客満足向上」に向け、ユーザーと営業スタッフとの新たなコミュニケーションの在り方を追求している。今回の導入は、多様化するユーザーニーズに対し、スピーディに対応するとともに、営業スタッフの持つ情報の質の向上および、提案力の向上を目的としたもの。
第一段階では、製品カタログ、各種マニュアル類、各種書類の電子化を実施。これにより、商品プロモーションビデオの映像やグラフ等を活用した商談活動を展開するとともに、営業スタッフが最新データを常に確認することが出来、タイムリーな情報提供が可能となる。また、ペーパーレス化によりマニュアル類の軽量化の効果が見込まれる。
今後は、タブレット端末を活用したコミュニケーションの可能性を拡げるため、専用システムの構築を行なうとともに、2012年第2四半期までに一部営業スタッフに対してパイロット導入を行ない、その後、順次展開を拡大する予定。ちなみにダイムラー社トラックグループでは、北米の「フレートライナー」ブランドで2011年3月からiPadを導入しており、商談ツールとして幅広く活用されているという。
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