トラックドライバーの誇り その7
固い話ばかり続いているので、ちょっとこの辺で骨休めの意味を込めて、数字の遊びをしたい。
走行距離1億kmって、いったいどれくらいの距離なんだろう?と思った方もいるだろう。実は私自身も想像がつかないくらいの膨大な数字なのです。こんな大きな数字を何と比較すればわかりやすいのかと考えると、やっぱり地球単位なのかなと思い、正確な地球の距離を調べてみると、地球一周が約4万kmだった。で、ついでに月までの距離はと見てみると、38万4400kmだった。
で、一億キロを地球一周で割ってみると
100,000,000/40,000=2,500
何とまあ! 1億kmとは、地球を2500周しなければ走破出来ない距離だった。で、地球を2500周する間に、乗用車が98.93回の事故を起こし、トラックが33.65回の事故をしている計算なのだ。これって、多いの少ないの? となると、う~ん・・・(/_;) わからん。
死亡事故に関していうと、地球を2500回まわる間に、乗用車が0,47人、トラックが0,57人の死亡事故を起こす計算だ。
こんな計算をすると、かなり少なく感じてしまう。
でも、一年の事故件数が72万5773件で、毎日の事故件数がその1/365だから、1988.4件起きているのである。同じように計算すると、毎日の交通事故死者は13.3人ということになってしまう。こうなると、やはり多く感じる。
私の場合で、長距離時代に年間18万kmを走っていた。言い換えれば、一年間で地球を4回半回っていたことになる。で、一億kmに達するには、4.5/2500=555.555 う~~ん……。 555年かかってしまう。 この数字の遊び、案外面白いので、次もこの続きを書きたい。
トラさんのブログ「長距離運転手の叫びと嘆き」
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