岡雅夫の「働くクルマ」のショートエッセイ 第38回

岡雅夫の「働くクルマ」のショートエッセイ 第38回

フランクフルトショーを視察してきました その③

今回の出張はドイツなので、ルフトハンザドイツ航空を利用した。実は、ルフトハンザは今年の東京モーターショーオフィシャルエアラインなのだ。今年はほとんどのドイツ自動車メーカーが出展することもあり、ルフトハンザが海外プレスおよび来場者向けのサービスを行なうことになっている。ルフトハンザは昨年夏からエアバス社のA380という総2階建て大型機を投入しており、今回の出張もこれに搭乗してきた。

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特徴はその静かさで、飛行機に乗っていることをあまり感じさせないほどだ。帰りはボーイング社の長距離用777型だったが、明らかに騒音のレベルが違う。このA380機は、まだ国内2社は導入計画が無く、スカイマークエアラインが近々導入する予定らしい。大韓航空も今年導入し、東京-ソウル間で運行している。一番最初に日本に乗り入れたのはシンガポール航空で、その後エールフランス、ルフトハンザ、大韓航空と続いており、間もなく納入が始まるボーイング787型と導入競争を繰り広げている。

(社団法人日本自動車工業会モーターショー室長)

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