岡雅夫の「働くクルマ」のショートエッセイ 第36回

岡雅夫の「働くクルマ」のショートエッセイ 第36回
フランクフルトショーを視察してきました その①
9月16日から25日まで開催されたフランクフルトショーを視察してきた。実際には9月13日のプレスデイから15日のトレードデイの3日間であるが、東京ビッグサイトの3倍もある展示規模なので、3日間くらい見ないと、全てを見ることができないほどだ。
市内のホテルはほとんど満杯で予約は取れず、街外れのホテルに宿泊したが、部屋はシャワーしかなく、広くも狭くもないが、宿泊費は1日3万円と高い。市内のホテルは、モーターショー開催時期は高くなるのがヨーロッパの通例で、5万円以上取られることが普通である。もちろんオフシーズンは半額以下になる。
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フランクフルト市内
今回宿泊した場所は地下鉄6号線の終着駅で、フランクフルトメッセまでは1回乗り換えで20分ほどである。地下鉄料金も安くはない。東京都営地下鉄なら190円か頑張っても210円区間の距離が290円である。切符の自動販売機は壊れているし、電車の窓ガラスはいたずら書きで傷だらけだ。改札は全く無いので勝手に乗って勝手に降りればいい。
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ホームにも車内にも乗車パンチを打つ機械も無い。おそらく性善説でタダ乗りするような人はいないだろうということなのだろう。たまに検札が来るが、捕まるとかなりの罰金は取られるらしい。地下鉄路線は充実しており便利だ。ドアはフランス同様自分でボタンを押して開閉する。発車時間も正確で、ホームには残り何分で電車が到着するか表示されているのでイライラしないで済む。
(社団法人日本自動車工業会モーターショー室長)
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これ、地下鉄の入口です



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