独り立ち初日の現場
師匠と仰ぐ人の横乗り→会社の所長や師匠とつるんでの運行を経て、就職してから２週間後くらいだったと思うんですが、独り立ちの日がやってまいりました。
この時、運転やバックが満足にできたかって言うと、全くそんなことはなく、あんま狭くないところを、前進で走る分には「まぁ、一応走れんじゃない？」ってレベルで、バックに関しては問題外。「ホントさぁ、免許持ってんの？」ってくらい全くできませんでした。そんな状態の自分を独り立ちさせるんですからねぇ、会社も無謀っちゃ無謀っすよね。
独り立ち初日の仕事は、埼玉県北葛飾郡栗橋町高柳にある、車の中古部品屋さんで、20ＦＴのバン詰です。着指定時間は、確か８時くらいだったと思うんですが、運転も慣れてないですし、現場の地図もなく住所しか分かってない状態で正確な場所も分かんない、さらには、隣の車線や対向車にトラックがいるのが怖くて仕方ない状態で、「トラックがあまりいない時間帯に走りたい」って感じの、どーしようもない状態だったので、すっごく早く本牧を出ました。
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