ハチロクとクンロク
コンテナってのは、普通の生活で使用する「ダンボール箱」と同じなんで、考え方としては、20フィート/40フィートのハチロクのドライコンテナが基本で、その2種類の「箱」から、コンテナ内に入れる品物の量や大きさを考慮して、20フィートか40フィートのどちらかの「箱」を選択するって感じでしょうか(笑)。
最近はクンロクのコンテナが増えてきた
しかし、その2種類のコンテナだけじゃ収まりきらなかったり、コンテナの高さが2.6mじゃ作業性が悪かったりする場合は、通常より30㎝ほど高いクンロクのコンテナを使ったりします。「普通のより30㎝高いってことは、そのぶん沢山荷物を積めたり、ハチロクじゃ入らない物がクンロクなら入るだろう」的な考え方もあると思うんですが、それだけではなく、実際にコンテナ内に荷物を出し入れする時って、コンテナの後部(扉の部分)から、フォークリフトでそのままコンテナ内に乗り入れるんですよ。フォークで品物を移動させる時って、地面から若干浮かせるじゃないですか。その時に、高さが2.6mのハチロクだと、品物がコンテナの上部に当たっちゃって、フォークでの作業に支障をきたすことがあるんですね。そのような場合にも、クンロクを使ったりするんで、クンロクだからってハチロクより重心が上にあり、横転の危険性が増すかって言うと、決してそーゆーワケじゃないんで、これを読んでくださっている方々には、ヘンテコな報道に惑わされないで頂きたいなぁなんて願っております(笑)。
ハチロクのコンテナの場合
約30cm高いクンロクのコンテナの場合
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