大会5日目を迎えたダカールラリー2026は、第4ステージで今回初のマラソン行程に突入。日野チームスガワラは、レース中盤でパンクによるタイムロスはあったが、それ以外では順調に走破した。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/日野自動車・ASO
前半戦の山場、マラソンステージへ突入
1月7日、ダカール2026は前半戦の山場となるマラソン行程に突入。1日目の競技がアルウラ北部で452kmにわたって行われ、HINO600シリーズでトラッククラスに参戦している日野チームスガワラ(菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組)はSSを4輪部門総合112位/クラス12位でゴール。
この日までの累積順位を4輪部門総合103位としてトラッククラス9番手のポジションを堅持した。
この日はビバーク地にアシスタンス部隊がおらず、メカニックによる整備や部品交換を受けずに2つのステージを走破するマラソンステージの1日目。
再びアルウラの北部で452kmのSS(競技区間)が実施された。アルウラから64kmのリエゾン(移動区間)で到着するSSのスタート地点は前日と同じだがその後は異なり、2輪と4輪のコースが全行程にわたって別個に設定されていた。
路面は砂地のハイスピードピストがやや多く、堅い路面や岩場も繰り返し登場して依然としてパンクのリスクが高かった。また、埃が酷くナビゲーションの指示も複雑な区間が多いなど、長い距離とともにストレスの大きいステージとなっていた。
日野チームスガワラは引き続き集中して安定したペースを保ち、序盤から8~10番手で走行した。240km地点付近のハイスピード区間で右後輪がパンクを喫したため、交換作業によるタイムロスで13番手まで後退したが、終盤には12番手にポジションに復帰。そのままゴールに到着した。
その後14kmのリエゾンを経て「REFUGE」と呼ばれる参加者用のマラソンビバークへ。ここも2輪と4輪用に分かれ、主催者から携帯食とテント・シュラフ・マットのセットが供給された。
車両の置き場所はパルクフェルメ(不正防止のため競技車両を管理・隔離する保管場所)ではなく自由に車両の整備が可能。日野チームも乗車メカニックの望月裕司が中心になって簡単な点検を行ない、翌日の競技に備えた。
8日はマラソン行程の2日目。アルウラのマラソンビバークからサウジアラビア北東部のハイルへ向かうルートで371kmの競技が行なわれる。
日野チームスガワラ乗員メンバーのコメント
菅原照仁
前日と同じエリアを走りましたが序盤はやや砂が深かった。全体にハイスピードの区間が多く、平均車速が高かったです。パンクは原因が分からないのですが、そのほかは問題なし。明日は早く帰れるかなと思います。
染宮弘和
オフロードで頻繁にカップ(方位)が変わるナビゲーションで、ミスはありませんが忙しかったです。車内に入ってくる埃で喉をやられ、大きな声で指示を読み上げるのが辛い。ゴール後にコーラでうがいをしています。
望月裕司
走行中は温度関係は問題なく、自分のインカムのノイズが大きくなったので途中からオフにしたぐらいです。スペアタイヤは2本重ねて積んでいるので、ビバークの車両置き場でパンクしたタイヤともう一本のスペアの入れ替えをしました。そのあと目視で簡単な点検をしましたが車体に問題はなかったです。










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