能登半島地震からのは復旧・復興にはまだまだ時間がかかると見られるが、被災した方々が「普段の生活」を取り戻すには物流の役割が大きいと思う。
政府は10月、物流の2024年問題に対する「政府の物流革新緊急パッケージ」を決定した。内容は①置き配ポイント還元、②モーダルシフトの拡大、③効率的な輸送(DX、EV化、自動運転)、④標準的な運賃、⑤トラックGメン……などだ。
モーダルシフトや中継輸送など、大手の運送会社が利用できる方法に偏っているようにも見える。実運送の多くを担う中小ができる対応はあるのか? 併せて災害に強い物流、冗長性のある物流についても考えてみたい。
文/長野潤一、写真/「フルロード」編集部
2023年12月11日発行トラックマガジン「フルロード」第51号より
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