■改造車に軍用車両も! さまざまなハイブリッド特装車
![アメリカの軍用車両メーカー、オシュコシュ・ディフェンス社の「HEMMTプロパルス・ハイブリッド」。プロパルスとは、同社が開発した軍用大型トラック向けのシリーズハイブリッドシステムのこと。発電用エンジン、走行用モーター、スーパーキャパシタで構成され、燃費を約20%以上改善するほか、野戦飛行場や野戦病院の電源としても活用できるという](https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2021/09/09212058/06_210901BCW_006-600x400.jpg)
ハイブリッドシステムをパワートレインに用いる試みは、これまで紹介してきた「普通のトラック」「普通の特装車」だけではない。軍用のトラック、大型モバイルクレーンなどでもハイブリッドシステムの導入が試みられている。
![ロシアのウリヤノフスク自動車工場(UAZ)が開発した、ロシア初のプラグインハイブリッド小型商用車が「プロフィ・ハイブリッド」。2.3リットルエンジンにモーター、トランスミッション、バッテリーを搭載し燃費向上を図っている](https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2021/09/09212104/07_210901BCW_007-600x400.jpg)
また、2000年代後半〜2010年代前半はさまざまなハイブリッドシステムが積極的に開発された時代で、バッテリーやモーターを用いないユニークなハイブリッドシステムも存在した。
![アメリカの特装車メーカー、オートカー社が開発した蓄圧式ハイブリッド塵芥車「エクスペディターE3ハイブリッド」。蓄圧式ハイブリッドとは、減速時や制動時のエネルギーを油圧として蓄圧器に保存し、発進時にトルクアシストに用いるもの。欧米の油圧メーカーが開発していたが、現在はすべてが消滅してしまっている](https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2021/09/09212108/08_210901BCW_008-600x400.jpg)
ハイブリッドシステムをパワートレインに用いる試みは、これまで紹介してきた「普通のトラック」「普通の特装車」だけではない。軍用のトラック、大型モバイルクレーンなどでもハイブリッドシステムの導入が試みられている。
また、2000年代後半〜2010年代前半はさまざまなハイブリッドシステムが積極的に開発された時代で、バッテリーやモーターを用いないユニークなハイブリッドシステムも存在した。