■足回りは欧州最先端装備で万全
足回りはエアサス、シングルタイヤ、ディスクブレーキといった欧州最先端の装備を標準装備。シングルタイヤはダブルタイヤに比べてタイヤコストを低減。ディスクブレーキはトレーラ用EBS(電子制御ブレーキ)との相性がよく、乗用車のようなブレーキフィールを実現する。
エアサスはリフトアクスル機構も搭載。リフトアクスルは空車で高速道路走行時、トレーラの車軸3本のうち、前側2本を持ち上げることで、高速料金枠を特大車から大型車に引き下げ可能。高速料金コストの低減に寄与する。
また、エアサスの車高調整機能は通常、トレーラの車体に備わるスイッチで操作するが、最新の欧州製トラクタ(ボルボ、スカニア)と組み合わせた場合、運転席のスイッチから操作することもできるという。
価格は630万円からという設定。一般的な国産海コントレーラが大体350万円ぐらいなので割高に感じるかもしれないが、40ft用と20ft用の2台の購入費、ランニングコスト、駐車場代などを考えると、こちらのほうがお得感そうだ。
ちなみに港湾部の駐車場を借りる場合、1台あたり月3〜4万円とのこと。年間だと大体30〜40万円のコストダウンが可能だ。
なお、トランスウェブでは今後、ケスボーラーがラインナップするさまざまなトレーラを日本市場に導入予定という。
【画像ギャラリー】日本の法規に対応した専用パーツを自社開発!! ドイツから来たトレーラメーカー、ケスボーラーの本気を写真で見る