これが「HINO DUTRO X」だ！

日野自動車は、本日1月13日から1月15日まで開催されるチューニングカー&ドレスアップカーの祭典、東京オートサロン2012に、日野デュトロおよび日野デュトロハイブリッドをベースにメーカーカスタマイズを施した「HINO DUTRO X」を出展した。

出展されたのは平ボディのHINO DUTRO X CargoとダンプボディのHINO DUTRO X Dumpの二台で、それぞれが活躍するシーンにあわせたカスタマイズが施される。

X Cargo(カーゴベースカスタマイズカー)
デュトロハイブリッドの平ボディをベースに、フロントバンパースポイラー、ルーフスポイラー、サイドスカート、専用ステッカーをカスタムパーツとして装着。エアロダイナミクスやハイブリッドといった先進性とシャープな造形を両立した躍動感あるスタイルをねらい、キーワードをアドバンス&クールとした。写真の展示車両には展示用特別仕様としてフロントバイザー、オーバーフェンダー、アルミホイールも装着されている。

X Dump(ダンプベースカスタマイズカー)
こちらはデュトロベースで、バンパーガーニッシュ、ミラーカバー、サイドガード、オーバーフェンダー、専用ステッカーを装着。力強さと近代感を両立したタフなスタイルをねらい、キーワードをタフ&モダンとした。こちらも展示用特別仕様としてフロントバイザー、アルミホイールが装着されている。

日野エンジニアリングアネックス取締役社長 桑村氏
「日野自動車と日野アネックスが提案するのは、従来のデコトラのイメージとは異なる新しいトラックのイメージとそのブランドです。小型トラックを対象として、洗練されたデザインをベースに魅せる楽しさや使う喜びを感じ取っていただきたい」

日野自動車デザイン部 関口氏
「道具であると同時にカッコよく仕事していただくためのパートナーのような存在になってほしいという思いでデザインしました」

自家用ユーザーに訴求
小型トラックの純正カスタマイズという構想はデュトロの開発時からアイデアとしてあったといい、日野はこうしたカスタマイズの提案やイベントでのPRなどにより、自家用ユーザーへの認知度の向上をねらう。なおHINO DUTRO Xは、カスタマイズを担当する日野エンジニアリングアネックスのブランドから発売される予定で、価格などはまだ最終決定ではないが通常仕様プラス50万円程度を予定し、2月上旬ごろのオーダー受付開始を予定しているという。