ダイムラー、被災地にゼトロスなど50台を寄付

ダイムラー、被災地にゼトロスなど50台を寄付

ダイムラーAG(ダイムラー)は、日本法人である三菱ふそうトラック・バスおよびメルセデス・ベンツ日本とともに、3月18日に発表した東日本大震災への支援金の拠出に続き、被災地の復興を支援するため、トラックやオフロード車など計50台の車両、総額400万ユーロ相当(約4億8,000万円)を寄付することを発表。車両は、東日本大震災の被災者支援活動を行なっている公益財団法人日本財団を通じ、被災地域の自治体、NPOなどによる救援活動や復興活動などに活用される。

ダイムラーでは、災害対応でダイムラー製品の輸送力が役立つと考え、救援、復興支援のために、三菱ふそう小型トラック「キャンター」30台、オフロードトラック「メルセデス・ベンツ ゼトロス」8台、多目的作業車「メルセデス・ベンツ ウニモグ」4台、オフロード車「メルセデス・ベンツ Gクラス」8台を寄付することを決定。メンテナンスはそれぞれ三菱ふそう、メルセデス・ベンツのサービス拠点で行なう。なお、メルセデス・ベンツの20台の車両は4月16日までに、ドイツ・シュツットガルト空港から2機のアントノフ 124型輸送機で成田国際空港に空輸、計50台の車両は2週間以内に被災地で活用されることになる。

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ウニモグ

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ゼトロス

 これらの車両は積載量が大きく、支援物資の輸送や復興活動の支援に抜群の力を発揮。さらに、すぐれた機動性とオフロード性能により特に被害の大きい被災地へも確実に移動することができるとしている。

また、日本で被災された人々を支援したいという世界各地のダイムラー従業員の強い願いを受けて、ダイムラーの経営陣および共同労使協議会は共同で募金キャンペーンを開始。ドイツ国内では、これまでのところ10,000人以上の従業員がこのキャンペーンに賛同し、50万ユーロ超(約6,000万円)の募金が集まったという。この募金はドイツ赤十字社を通じて日本赤十字社に送られ義援金として被災された人々に送られるという。
 

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