経験したなかでも一番ピンチだったと語る乗員メカニックの望月裕司。いっぽうで「2駆にして自走までしたというのは自信にもなれた」という
2WD化を施すためベアリングを固定しているところ(クルー映像)。トランスミッションとトランスファーを接続していたプロペラシャフトではなく、フロントアクスル側の長いプロペラシャフトを活用しているため、くの字に折れ曲がっている
ナビゲーター染宮弘和。参戦報告会では、情報収集で夜に砂漠を歩いていた際に、実は地元住民に「こんなとろこでなにやってんだ」と家に招かれ夕食をご馳走になっていたなんて裏話も暴露した
青森日野自動車からダカール2025に参加した柏谷壮一郎。今年は販社メカニックの採用を2人から3人に拡大したが、今大会は誰か一人欠けても厳しい状況であった
いろいろなことが重なる中で、完走できたことがすごい感動的だったと語る長野日野自動車のメカニック上原智史
最後まで諦めずに無事ゴールを迎えられてよかったと語る、南関東日野自動車から参加したメカニック邵相権
メカニックにとって厳しい挑戦となった今大会。メカニックリーダーとしてのその重積を果たした吉川幸司
今大会で、自身としては連続20回の完走を果たしたドライバー兼チーム代表の菅原照仁
参戦報告会での日野チームスガワラのメンバー。一番右は日野の小木曽聡社長、左は脇村誠CTOだ
菅原照仁が我々の今年の流行語大賞は「トランスファー」と語るほど、トランスファーのトラブルに苦しんだ今年の挑戦。参戦車が2台体制であったならこれほど苦しむことはなかったと思うが、今後2台体制の復活は……!?