日野プロフィア。2023年2月から排気量8.9リッターのA09Cエンジン搭載車の出荷を再開した。完全復活したわけではないが、今上半期では2位の座を占めるなど、ユーザーの信任の厚さがうかがえる
いすゞフォワード。新型の発表は2023年3月だが、発売は8月下旬からスタートした
日野レンジャー。中型トラック市場は、実質的にいすゞと日野が分け合う2強体制だったが、レンジャーの低馬力車の出荷停止が続いているため、日野はほぼ半減となっている
2018年~2024年の上半期(4~9月)の大中型トラック新車販売台数の推移をグラフ化。コロナ禍の半導体不足は、トラックメーカーではほぼ解消したが、生産不順の影響は上モノ(架装物)を供給する車体メーカー・特装メーカーにいまだ残っており、供給(新車登録)が遅れている状況である
いすゞエルフ。2023年3月に16年ぶりのフルモデルチェンジを実施。22年度は半導体不足で首位陥落となったが、23年度に復活、24年度上半期は順調な新車販売がみられた
こちらはキャブオーバー小型トラックの上半期新車販売台数の推移。いすゞエルフがV字回復を達成した。もっとも19年度まで日野・トヨタ連合を単独で上回っていたものの、20年度以降は下回っており、完全復活したわけではないのも確か
フィアット デュカト。サイズは全長5.4mまたは5.9m×全幅2.1m×全高2.5m。ハイエース・ワイドスーパーロングよりも大きいが、車両総重量3.5トン未満で普通免許で運転できる、スタイリッシュなバンコン用ディーゼル・シャシーとして人気を集めている