日野ヒューテックから、日野自動車のダカールラリー参戦車「HINO600シリーズ」がモデル化された。その完成度はいかに!?
文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/プラッツ・日野自動車
「ダカールラリー2025」参戦車をモデル化
このほど日野ヒューテックから、日野自動車の「ダカールラリー2025」参戦車がモデル化された。同モデルは、日野自動車が2025年にダカール挑戦した参戦車「HINO600シリーズ」で、1/43スケールの組み立て塗装済みのダイキャスト製完成品である。
ダカールラリーは、フランス人、故ティエリー・サビーヌによって1978年に始まったラリーレイドで、当時はパリからアフリカ・セネガルのダカールを目指したクロスカントリーラリーとして「パリ・ダカールラリー」と呼ばれた。
現在はサウジアラビアの一カ国開催となったが、「世界一過酷なラリー」の異名に違わぬ道なき道や砂漠地帯を走行する過酷さは健在で、参加マシンはハードな走行に耐えうる改造や強化が図られたダカール専用のスペシャルマシンである。
日野自動車としてはトラック部門に1991年の初参戦から今日まで挑戦を続けており、キャブオーバー型の中型車「日野レンジャー(及びHINO500=海外仕様)」を経て、今回モデル化された北米仕様「HINO600シリーズ」のボンネット型トラックで現在参戦している。
同車のエンジンは、大型用の8.9リッター・直噴ターボチャージャー付き直列6気筒ディーゼル(A09C型)で、チューンアップされた同エンジンの出力は816PS(2025年大会時)を発揮。このほか、アリソン製のトルコン式ATやフルタイム4輪駆動のメカニズムなどを装備している。
2025年大会に参戦した菅原照仁率いる日野チームスガワラは、度重なるトラブルを克服し、菅原照仁(ドライバー)、染宮弘和(ナビゲーター)、望月裕司(同乗メカニック)の3名のクルーで見事13位完走を果たした。
HINO600シリーズ・ダカールラリー2025モデル
ではモデルを見てみよう。
モデルは2025年のダカールラリーのHINO600シリーズ・607号車を再現した塗装組み立て済み完成品で、スケールは1/43で全長約160mm、全幅約60mmとなる。
レーシングトラックのスタイルはもちろん、シャーシ、サスペンションなどのメカニズム、2025年車両のカラーリング、ラリーカーとして世界一多いとウワサされるボディに描かれたスポンサーのロゴも詳細に再現されている。
また、リアボディの横置きで2本搭載されたスペアタイヤがしっかりとモデル化されている点もグッド。日野チームスガワラのシンボルともいえる鯉のぼりのマスコットがボディに取り付け可能な別パーツで用意されているのも好感がもてる。
ルーフフェアリング部のLEDライトバーなどのデザインが実車と異なるのが残念だが、車体裏側からはラダーフレームに前後輪に駆動を伝える四輪駆動のトランスファー及びプロペラシャフトやサスペンションも立体的にモデル化されており、タフな走りが伝わってくる仕上がりといえよう。
なお、発売は9月中を予定。販売はプラッツが行ない、同社製品の取扱店で購入できる。価格は27000円(税抜)だ。
【画像ギャラリー】HINO600シリーズ・ダカールラリー2025 1/43スケールモデル(16枚)画像ギャラリー




















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